自分と向き合い続けた結果、わかったこと
私は長い間、「自分と向き合う」という表現の通り、自分の内面にばかり目を向けていて。
その一番の理由は、一時は「二重人格?」と思うほどの、自分の中にもうひとりの自分がいて、もうひとりの自分と全く仲良くなれなかったから。
いつも、自分のなかから、自分をダメ出しする声がする。
自分との戦い、葛藤で、本当に疲弊してた。
自分と向き合う、と言えば今風(そうでもない?)かもしれないけど、要は、自分の相手でいっぱいいっぱいだっただけ。
もちろん、当時はそんなつもりは毛頭なかったけど。
とにかく、自分と向き合い続けた結果、私は手に入れたもの、いまだ手にしていないものがある。
手に入れたものは、もうひとりの私との別れによって、自分と戦う葛藤のない、平穏な日々。
未だ手にしていないもの。それは数え上げればきりがないけど、間違いなく一番大きなものは、他人と向き合うこと。
そしてそれは、今もできないまま。
このまま逃げても何も変わらないけど、まだそこに立ち向かえずにいる。