おとなイヤイヤ期
おとなイヤイヤ期になって、2年くらい経った。
勝手に「おとなイヤイヤ期」と呼んでいるけど、正式なものではない。
でも、検索すると出てくるから、みんな、似たような気持ちになるんだろうな、と思う。
ある日、ふと気がつくと、今まで自分にとってとても大切だったものが、なんだかとても違和感を感じるようになった。
違和感の対象がだんだん広がる一方で、原因はさっぱりわからない。
最近漸く、自分で気づいたことがある。
加えて、もうひとつ、言われて気づいたことがある。
ひとつは、自分の価値観だと思っていたものが、それは自分がいきる世界のなかで、自分の居場所を確保するために身に付けようとしていた価値観だったこと。
もうひとつは、自分はどうやら、「ミドルエイジ・クライシス」にかかっているようだ、ということ。
おとなイヤイヤ期はその勢いが衰えることなく、今まで大切だった世界へのイヤ感が強くなるし、ミドルエイジ・クライシスに至っては日々の仕事に直結してくる。
何も解決しないし、むしろ苦しくなるのがわかっているのに、「ここではないどこか」へ行きたい気持ちが消えない。
まさか、自分がこんなことになるなんて、夢にも思わなかった。
こんなときは諦めて、今を味わうしかないのか?
そんなことを思いつつ、これからブログを書きながら整理しようと思う。